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二月の勝者 6巻のあらすじネタバレ

漫画 二月の勝者
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全然知らない中学受験について知ろうと思い、読んだ漫画。すごくよかったです。

『二月の勝者』6巻のあらすじとネタバレを書いていきます。受験情報つきです♪

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八月の内幕

出典:『二月の勝者』6巻

夏期合宿最終日

桜花ゼミナール、小6夏期合宿最終日

柴田 まるみは疲れた様子。

講師たちも、打ち上げ気分でお茶をしている。
塾講師の基本給は安いが、合宿参加で「出張費」がつく。
合格実績にあった歩合制で、ウデ次第で給料が上がる。

佐倉が
「教室によって合格実績が違うのは指導力に差があるからってことでしょうか?」
と聞くと、
「運」
と他の講師たちはみんな言った。
中学受験は個人の能力に差があり、「目指してみなければわからない」ということだ。

黒木は、合宿から戻ってきた子どもたちを窓の上から見ていた。
ポケットから謎のクシャクシャの問題プリントを取り出し、
「あんな状態の後に、このプリントを埋めたのだとしたら、君は本当に頑張った。
君も必ず救うし、あいつらも必ず合格を手にさせる。」
と決意。

合宿から戻った各自の家

合宿から戻った各自の家。

加藤家

が漢字の小テストが表彰されたのをHPで見たお母さんから褒められて、嬉しそうな匠。

上杉家

海斗「合宿どうだった?」とお母さんに尋ねられるも、「フツーだった」と素っ気なく答えた。
フェニックスに通う陸斗が、「麻布クラス」に入れたと聞き喜ぶ。

柴田家

車で迎えにきたお母さんは、まるみをねぎらって振り返ると、まるみが泣いていた。
「Ωは入れた。
でも、JGなんて夢見てバカだった…あたしなんかが受かりっこない…!」
と言うまるみ。

八月の新人

佐倉は合宿で出会った桜花ゼミナールの新人講師たちと、「合宿お疲れ会」に行くことに。

みんな学生時からクラスを受け持って、バイト講師をしていたそうだ。

御茶ノ水校の新人、碧山 皐月(あおやま さつき)は全体に気を配りつつ、オペレーションもこなして飲み会マスター。
東大出身だった。

碧山 皐月(あおやま さつき)

社長直下の御茶ノ水校の新人講師。
イケメンで気配りもできる。東京大学出身。
黒木とつながりがある様子。

東大生は、首都圏私立出身者が4割弱
首都圏の主要進学校が、ほぼ中高一貫校
東大生の家庭は、年収950万円以上が6割

飲み会の後、カラオケにも誘われるが、明日の授業の準備のため帰る佐倉。
自分は半人前でポンコツだと思っている。

9月に入ったらすぐに模試で、模試の種類は、志望校の難易度によって変える必要がある

佐倉は
「Rクラスの子たちを合格させるために、今の私にできることを教えてください…!」
と黒木に聞く。
「自分の頭で考えているか。
考えていない生徒にいかに『頭を使ってもらう』かを、自分の頭で考えてください。」
と黒木は答えた。

いよいよ、夏の成果が数字で出るときである。

九月の結果

模試の結果の速報が出る。

頑張ったのに偏差値が下がってしまい、みんな落ち込んでいる。

桜花ゼミナールでは、保護者から電話ラッシュがくると思われ、講師たちは構えたが、かかってこない。
黒木が模試の結果でパニックにならないよう、保護者会で布石を打っておいたのだ。

九月の回答

ただ解答を埋めただけでできたことにはならないし、個人だけでなく全体の学力も上がるので、成績が下がると予想していた黒木。

黒木の布石というのは保護者会で、
「夏の成果は9月には出ません。」
と言っただけ。

夏の成果は10月に出ると言ったが、もし出なくても「出ませんでしたね」と言うらしい。

「そんな」
と言い返す佐倉に、黒木は
「成績が元々悪い子が、あらためて悪いことに泣く。
笑えてくるほど最高です!」
と言った。

九月の発心

発心とは・・・物事を始めようと思い立つこと。

一方、成績が上がっていた子も三人。

  1. Ω入りした 上杉 海斗
  2. Ω入りした 柴田 まるみ
  3. 電車好きの 加藤 匠

佐倉は黒木に、授業を見学させてください!とお願いする。
「あくまで見たものをどう活用するかの判断は、『自分の頭で考える』のが見学の条件」
と言い、黒木は承諾。

武田 勇人は、授業中丸つけをするのに、
「答えの本を持っていない」
と言ってやらない。

佐倉は自分の頭で考えようとし、勇人から真意を聞き出そうとする。
ゆっくり待つと、ボロボロ泣き出した勇人。

出典:『二月の勝者』6巻

勇人は今まで答えを写してズルしていたので、お母さんに答えを持っててもらうことにしたのだった。
正直にお母さんに告白し、自分で決めたという成長を見せた。

九月の蒼白

順の成績が下がる

「夏の成果は9月には出ません。」
と黒木が保護者会で言ったことで、親たちの動揺を抑えたが、島津家はその保護者会を欠席していた。

順の成績が下がったことに、激怒するお父さん。
塾のやり方を否定し、
「俺のやり方でいく」
と言う。

秋以降のあるあるは「親が買ってきたナゾの問題集」
しかし、手を広げるより宿題の反復のほうが身につく。

順のお父さんが買ってきた大量の問題集から黒木は2冊のみ選び
元フェニックスのカリスマトップ講師が『やらなくていい』と言っている」
とお父さんに伝えるよう順に言う。

それを伝え聞き、順のお父さんは納得した。

順の父が塾に行く

翌日、順のお父さんは仕事直帰で、様子を探るため弁当を塾に届けに行く。

ちょうど休み時間で、順はお友達と楽しそうにしていたが、お父さんの顔を見て凍りついた。
お父さんは帰りのエレベーターで、同じクラス上杉 海斗のお母さんから声を掛けられる。
「ここのところ順くんに勉強を教わっているらしくて、おかげで海斗の成績が上がった」
とお礼を言われ、順が友達に勉強を教えていることを知る。

順が父に反発

家に帰って順のお父さんは、人を教えて成績下がってと順を責めた。

「バカの相手してんじゃないよ!」
と放った言葉に、
「俺の友達にバカって言ったことを謝れ。」
と順は初めてお父さんに逆らった。

桜花ゼミナールの社長室にて

桜花ゼミナールの社長白柳は、黒木に志望校別特訓講座の「御三家クラス」担当講師をお願いする。

「ここからは親の狂気
「でも、二度と同じ過ちは繰り返さない」
と黒木は意味深に言った。

九月の懐柔

「STARFISH」と書かれた看板のドア。
黒木は「ショーマ」と呼ぶ長髪の若い男性に、フルーツサンドを差し入れる。

桜花ゼミナール御茶ノ水校(本社)にて

桜花ゼミナール全校舎・校長会議が始まる。

  1. 志望校別特訓・・・10万8千円
  2. 日曜特訓(弱点克服講座)・・・9万7千円

2つが、秋以降からの講座。
ノルマは90%から95%に引き上げられ、あまりの高さにざわつく会場。

黒木は100%取ると言い、
「皆さまの校舎から来る御三家クラスの大事な生徒は、私が責任もって預かります。
吉祥寺校の生徒が皆さまご指導のクラスに伺う時は、何卒全力のご指導をお願いいたします。」
と深々頭を下げる“パフォーマンス”をした。
あの黒木が頭を下げるなんてと、みんなもなんとか納得した。

その対応に、満足げな社長。
「黒木くんがやってる課外活動のほうはどうだい?」
と黒木に尋ねると、
「そっちは最近信頼できる者に任せてますが、碧山。
こちらに慣れたらショーマを助けてやってほしい。」
と碧山に声をかけた。

佐倉が先日合宿で出会い、飲み会の席でもいっしょだった、御茶ノ水校の新人講師、碧山(あおやま)だった。

九月の訪校

出典:『二月の勝者』6巻

フェニックスの灰谷先生は上杉 陸斗から、桜花に行ってる万年下位クラスの海斗がトップΩクラスに入ったと聞いて、黒木にライバル心を燃やす。

海斗がいつものように順に問題を聞こうとするが、海斗を避けるように出て行く順。

9月後半は文化祭・説明会シーズン。
見学がモチベーションアップに。

学校訪問時、仲良し同士で連れ立って行ってはいけない。
たくさん学校を見てわからなくなったら、そこの学校にいる我が子を想像してしっくりくるかがポイント。

九月の三人

Rクラスの仲良し女子三人組

  1. 今川 理衣沙(りいさ)
  2. 浅井 紫(ゆかり)
  3. 山本 佳苗

三人は、親子いっしょに学校訪問をしていた。
しかし、親もそれぞれ価値観が違う。

佳苗の母は、そろそろ現実を受け止めて、志望校を変えようかとしていた。
前向きな軌道修正である。

一方、柴田 まるみは成績が上り調子なのに、メンタルダウンしていた。
無理せず、身の丈のとこを目指そうかと思っている。

黒木は、そんな伸び時の生徒の下方修正を阻止するために、秘策があると言う。

それは、席順を作為的に変えるというものだった。

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