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二月の勝者 8巻のあらすじネタバレ

漫画 二月の勝者
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全然知らない中学受験について知ろうと思い、読んだ漫画。すごくよかったです。

『二月の勝者』8巻のあらすじとネタバレを書いていきます。受験情報つきです♪

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十月の操縦

今日は、桜花ゼミナールの5分の1くらいが通っている、第七小の運動会。
運動会の後に、生徒たちは塾に来る。

フェニックスの生徒には、受験に備えて運動会を休む子も。
桜花のAクラス伊達 智弘(だてともひろ)は、運動会で怪我するも、足をくじいただけだった。

運動会や学芸会など秋以降は学校行事が続くが、メンタル面を考慮して休まないほうがいい

面談ラッシュ1

面談ラッシュが始まる。

田中 利久(Aクラス)

田中 利久本人は、難関進学校の男子校「柴又中」希望だが、IT企業勤務のお父さんは、新興の共学進学校「有栖川学園」希望である。

黒木は、エビデンスを見せ、本人希望のほうを優先に受けることを提案。
理系のお父さんを納得させた。

大友 真千音(Aクラス)

大友 真千音本人は「共学」希望だが、お父さんはミッション系の「女子校」希望である。

今から志望校の偏差値まで上げるために、こなす大変なメニューを知らせることで、親にもう少し現実的なラインを検討するよう仕向けた。

今川 理衣沙(Rクラス)

今川 理衣沙は志望校に偏差値が20以上足りないので、確実な学校の検討を促すが、お母さんは全然話が通じない。
「人に言えない学校じゃ困る」
というお母さんの価値観。

十月の玩弄

玩弄(がんろう)とは・・・見下してなぶりものにすること

今川 理衣沙のお母さんは「知名度の高い学校」が学校選びの基準だと察した黒木は、併願校の提案でリストを見せるが、偏差値が低めなのは体裁を気にして難色を示す。
マシンガントークのお母さんに、黒木は「成る程」と、ただあいづちを打つだけ。

佐倉は、後で
「なぜ説得しなかったのか?」
と黒木に尋ねると、
相手が聞く気がなければただの説教になり、最悪塾に来なくなるのを避けたかったからだ
と答えた。

佐倉は、なんとなく理衣沙が心配に。

空手道場にて

佐倉が空手道場でサンドバック打ちをしていると、師範が「悩んでるなら話を聞こうか」と声をかけてくれた。

佐倉は、本人の努力だけでなく、家族との関係までこれほど関わってるのを想定できなかった自分の悩みを話す。

師範は佐倉に
「少年部の指導を辞めたきっかけの子の時と同じ悩みだ」
と指摘。

佐倉は、自分がまた同じところにいることに気づく。

桜花ゼミナールにて

他の女子と席が離れたせいか、ちょっと孤立気味の理衣沙に佐倉は声をかける。

面談ラッシュ2

前田 花恋(Ωクラス)

今まで前田 花恋任せにしていたお母さんが、併願校で迷っている。
黒木はチャレンジに誘導しつつ、お母さんの気持ちも盛り上げた。

伊達 智弘(Aクラス)

伊達 智弘のお母さんは
「第一志望を辞めて、野球の強豪校から選ぼうと思っている」
と話す。
そもそも野球がやりたくて、受験することにしたのだ。

黒木は、スポーツ推薦のある学校は高校からレギュラーが推薦で埋まってしまう可能性を伝え、スポーツ推薦枠がなく、そこそこ強い、大学進学実績もある学校のリストを用意していた。

武田 勇人(Rクラス)

武田 勇人のお母さんは、
「本人が勉強もあまり好きではないようなので、大学付属にしてエスカレーターにしたい」
と話す。
しかし、希望する「日照大第二」は付属でありながら、他大学受験も多い進学校。
自大学の推薦を保持しながら外部受験ができる大学付属もあり、黒木はいろいろアドバイス。

原 秀道(Aクラス)

黒木が海外大学への進学について聞くと、原 秀道のご両親は
「検討どころか願ってもないことだ」
と乗り気。

黒木は、「海外大学推薦制度」を運営する組織に加盟している学校のリストを渡す。

面談後、疲れた佐倉

黒木といっしょに面談に同席した佐倉はぐったり。
面談中、今までにない親御さんの真剣さが伝わり、みんなそれぞれ悩んで迷ってる中、黒木先生がすべて次の一手を用意していたことに驚いていた。

そんな佐倉に、黒木は
「いよいよ明日です。」
と声をかける。

十月の千差

明日は、島津 順の両親の面談。
順は最近、トップから失速している。

黒木は頭に痛みを感じているようで、頭を押さえていた。

面談ラッシュ3

直江 樹里(Ωクラス)

桂先生が面談。
全然わからないと話す、直江 樹里のご両親。
桂先生は、学校の出題傾向も考えた併願校選びのアドバイスをする。
感心する佐倉。

加藤 匠(Aクラス)

橘先生が面談。
高望みだと思うが、加藤 匠がチャレンジしたいと「東央」を希望している様子。
心配するお母さんに橘先生は、匠が夏休み自習室利用がぶっちぎりの1位であったことを教える。

夏頑張った子は、秋以降すごく伸びる

また、橘先生はメンタル面や、加点措置も考慮した併願校選びのアドバイスをする。
どれも名門校であり、匠がそれだけの実力を身に付けていた。

匠のお母さんは、目標を見つけて頑張った匠の成長に涙ぐみ、感謝を述べる。

上杉 海斗(Ωクラス)

黒木先生のみで面談。
お母さんの希望と、上杉 海斗本人の希望が合致していないと述べる黒木。
海斗の第一志望校をはじめて見て、驚くお母さん。
どこかは謎…。

島津 順の面談

島津 順の面談前、
「今度『こそ』変えてみせる。」
と言う黒木。
何を変えるのか佐倉は疑問に思う。

しかし順の面談時間になっても、ご両親は現れなかった。
さすがに遅いので、電話してみようかと思った時に、電話が鳴る。

十月の暗雲

電話に出ると、順のお母さんで、
「今ちょっと立て込んでて、面談はまた今度にしてほしい」
との連絡だった。
お母さんは電話の向こうで泣いていた。

電話を切った後、黒木先生は
「…仕切り直しの連絡は後で私が。」
と言い、出て行った。

橘先生や桂先生によると、毎年この手の騒動が起こる。
包丁が出たこともあるそうだ。

面談ラッシュ4

毛利 光(Ωクラス)

桂先生が面談。
毛利 光のお母さんは、
「とにかく、OK大付属系列に入らないとならない」
と言う。
桂先生はすべて最難関なので、併願の見直しをオススメするが折れない。

夫の家族・親族がすべてOK幼稚舎(小学校)だが、光くんはOK幼稚舎受験時、不合格だった。
子供の頭脳は母親に似ると言われ、お母さんは追い詰められていたのだ。

福島 圭(Rクラス)

木村先生が面談。
福島 圭のお母さんはボロボロ泣きながら、
「もう無理です、受験やめます」
と言う。
感情をコントロールできず、毎日子どもとケンカばかりしているそうだ。

木村先生が
「それでも良いかもしれません。」
と言うと、お母さんから「辞めたい」と言ったのに
「辞めてもいいって思ってるんですか!?」
と驚かれる。

木村先生は冷静に、自分は辞めないほうがいいと思っていること、高校受験まで学力を維持する目的で塾には通い続けることを提案する。

この駆け引きは、黒木からの指示であった。

謎の一軒家にて

黒木が、おばあちゃんに挨拶して家に入る。
閉じたドアの隅から差し出された紙を読み、
「アキラ、これは自分で決めたのか!?」
と驚く黒木。

アキラと呼ばれた少年は
「そうだよ。」
と小さい声で返し、黒木は喜びの涙を流す。

十月の闘志

志望校別に、クラスが分かれるように。

桜花ゼミナール御茶ノ水本校

桜花ゼミナール御茶ノ水本校で、樹里は「JGクラス」花恋は「桜蔭クラス」に電車で向かう。

花恋がクラスに入ると、席が前から19番目で、それは35人中19番目ということであった。
トップを目指そうと燃える花恋。
桜蔭クラスで教える講師は、黒木だった。

桜花ゼミナール吉祥寺校

吉祥寺校では、弱点特訓クラスを佐倉が教える。
佐倉はいつもと違い、ピリッとした雰囲気。
「なめられちゃってるから、空手の試合の時の真剣勝負の気迫を生徒にも見せてみたら?」
と、夏合宿のとき他の先生からアドバイスをもらったのだ。

島津家にて

のお父さんは塾を信じず、お母さんともめている。

「面談は順のせいで流れている。」
というお父さん。

もう塾に頼らず、お父さんの力で受からせる決意をする。

十月の凶兆

塾からはまだ過去問をやらないよう言われているのに、家でみっちりやらせると言う順のお父さん。

帰りの電車内、順は寝不足がたたり寝ていた。
順が寝過ごしそうなので声をかけ、起こしてあげる花恋と樹里。
順は塾に自習しに行かず、急いで家に帰る。

島津家では、お父さんが待ち構えていた。

吉祥寺校に戻り、自習してる生徒を尋ねる黒木。
順が自習室に来ていないことを知り、電話をかけるが出ない。

順が思うように過去問が解けず、イライラする順のお父さん。
自分が旧帝大を塾に行かず、自分のやり方で合格したことを持ち出して、順にも強要する。
ヒートアップするお父さん。
止めに入ったお母さんが突き飛ばされ、電話が鳴り続けていた。

十月の決壊

黒木がかけ続けていた電話についに出たが、受話器から聞こえてきたのは、悲鳴ガチャ、ドカッといった音であった。
黒木は雨の中、飛び出して行き、佐倉も追いかける。

桂先生や橘先生は、あの冷血漢の黒木が冷静さを欠いて、生徒の家庭に踏み込むことにびっくりしていた。

順が住むマンションの前には、パトカーが止まっていた。
「ただの親子ゲンカか。」
と言い、順の家から出てくる警察官たち。

黒木と佐倉が家に訪れると、お父さんだけがいて、室内は荒らされていた。
順が暴れ、お母さんと逃げたらしい。
「自分が何やったかわからせてやるために」
と通報したのは、お父さんだった。

十月の奮起

順のお父さんは、自分を正当化する。
黒木は、
お父さんは勉強を「苦行」と思って、「忍耐」で乗り切っただろうが、12歳と18歳の受験は違う
と声を荒げて指摘。

子どもは毎日、自分の体重の4分の1の荷物を背負って塾に通っている。
黒木はお父さんに、
「一度塾のお迎えにきて、順くんのリュックを持ってあげ、『こんな重い荷物を毎日欠かさず背負って塾に通ってたんだな』と一言声をかけてあげてください
とお願いする。

しかし、
「いや、俺は今更、絶対に、あいつを甘やかす言葉なんて言わない」
とお父さんは断固拒否した。

そこへ桂先生から佐倉へ電話が入り、たちが桜花へ向かっていることを知る。

桂先生は、順のお母さんと面談をする。
「受験は、もうやめます。」
とお母さんは言った。
順が壊れる前に、父親から引き離したいと言う。

一方、順は一人自習室で、志望校の開成の過去問を自力で解こうと、もがいていた。

それを聞いて驚き、戸惑うお母さん。

「順さんが受験をやめなくていい方法があります!」
と黒木は言った。

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