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二月の勝者 1巻のあらすじネタバレ

漫画 二月の勝者
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全然知らない中学受験について知ろうと思い、読んだ漫画。すごくよかったです。

『二月の勝者』1巻のあらすじとネタバレを書いていきます。受験情報つきです♪

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二月の挑戦

2月1日は、東京受験初日。
吉祥寺にある中学受験塾『桜花ゼミナール』に就職した女性、佐倉 麻衣が主人公。

出典:『二月の勝者』3巻
佐倉 麻衣(さくら まい)

中学受験の経験はなく、中高公立。
高校と大学は受験。
学生時、高校受験生の家庭教師バイトをしていた。

空手をしており、子どもを指導した時にやりがいを感じ、新卒で『桜花ゼミナール』に就職。
研修中で、来月より先生に。
ストレス発散法は、スイーツを一口で食べること。

中学受験生のうち、第一志望に受からないのは7割

都内で中学受験をする児童は、4人に1人

御三家とは、東大合格者を多数輩出する中高一貫私立3校を指すが、定説はさまざま

  • 中学男子校御三家・・・開成・麻布・武蔵
  • 中学女子校御三家・・・桜蔭・女子学院・雙葉

と一般的に言われている。

トップ校」に受かる人数は、およそ受験生の1割。

そして、「トップ校」合格者の約6割が、『桜花ゼミナール』の近くの『フェニックス小学部』の生徒であった。

  • 『桜花ゼミナール』  ・・・その子に合った指導でその子に合った学校を
  • 『フェニックス小学部』・・・一部のできのいい子中心で、下はバッサリ

『桜花ゼミナール』も御三家合格の実績を出さないといけない。
講師たちはトップの森さん松村くんに期待を寄せるが、二人は体調を崩して失敗してしまう。

塾講師たちは、手分けして受験生のもとへ応援に行く。
先日、塾で質問を受けた全敗中の木下くんの応援に、佐倉は行くことに。

木下くんの本命受験日

朝、佐倉は気持ちがはやって、木下くんの応援に早めに到着。
雪で電車のダイヤに乱れがでて、一人で応援に向かうことになった。

校門前にはすでに、頭に雪が積もり『フェニックス』の腕章をつけた男の人がいた。
同じ応援の講師だと思って、佐倉は話しかけるが、無視される。

その後、木下くんが到着したが、かなり焦った様子で理科の質問をし、佐倉はすぐに答えられない。

そこに、先ほどのフェニックス男性講師がスラスラ答え、
「大丈夫だ。」
と木下くんを落ち着かせた。

佐倉は無力だった。

受験シーズン終了後、4月

木下くんはその後、無事合格

4月
正式に講師になった佐倉が『桜花ゼミナール』吉祥寺校に出社すると、合格実績の悪かった校長は飛ばされていた。
代わりに来た新校長は、なんと先日試験会場で会った『フェニックス』男性講師の黒木だった。

出典:『二月の勝者』1巻
黒木 蔵人(くろき くろうど)

スーパー塾講師。
フェニックス』を辞め、『桜花ゼミナール』吉祥寺校に新校長として来た。
普段は若者っぽいが、仕事中は髪を整え、スーツでビシッとしている。
近眼。

さっそく、オープンテストの「統一合格判定テスト」が行われる。

佐倉は試験監督で向かう途中、黒木に話しかけた。
先日、受験会場で会った時の「雪の中、傘もささず応援スゴい」黒木の熱意を褒めたが、
「仕事ですから。」
と黒木はドライに答え、
「オープンテストは『新規顧客』獲得のチャンス、金脈を獲りに行く」
と言った。

6年生の1年間の塾代は、平均150万円

二月の初陣

「君達全員を第一志望校に合格させるためにやって来た、黒木蔵人です。」
と黒木は、いきなり子どもたちに挨拶。

子どもたちを論理的に言いくるめた後、新6年生・第一回目のテストが始まる。
答案は全然埋まっていないが、今の時期はこんなものらしい。

黒木は親を「スポンサー」と呼び、新規塾生を「金脈」と呼ぶ。
佐倉は悔しいが、経験や実力もなく、反論ができない。

二月の決断

1週間後、模試結果が出る。

模試結果の親面談

三浦 佑星(みうら ゆうせい)

偏差値40。サッカー好きで、お父さんが少年サッカーのコーチ。
お母さんだけ中学受験希望。
本人もそんなに受験やる気なし。

三浦 佑星の両親と面談。

勉強よりサッカーと言うお父さんに、
「凡人こそ、中学受験をすべき」
と黒木は言い、なぜか佑星とリフティング対決することに。
うまい黒木はサッカー経験者と判明し、勝利した。

スポーツや芸術の分野より、勉強のほうがリターンが得やすい
と、黒木に言いくるめられた佑星のお父さんは、怒って帰っていった。

三浦佑星の家にて

家に戻った佑星のお父さんは、プロサッカー選手になるのは夢で、現実的ではないことを受け入れ始める。
お母さんはすかさず、サッカーに力を入れた学校をお父さんに紹介。
高校から入ろうと思うと、偏差値が15も上がることもプッシュした。

佑星もまたテスト時、
「粘って頑張った経験のある子は、受験でも強い」
と黒木から言われたことがすごく嬉しく、やる気になっていた。

二月の事情

6年の受験は2月頭に終わるので、塾の新学期は2月から

東京・神奈川以外の地域は、入試1月
東京はほとんど2月1日に試験。
2月4日には試験ほぼ終了。

謎の一軒家にて

黒木は、誰かのおばあちゃんの家でくつろいでいる。
「今日はうちの孫がごめんなさいね。」
とおばあちゃんは言うが、孫は誰か不明…。

桜花ゼミナール吉祥寺校にて

桜花ゼミナール吉祥寺校は、レベル別に3クラス

  1. Ω(オメガ)クラス
  2. Aクラス
  3. Rクラス

Ω(オメガ)クラスがトップ。
成績で席も決まる

佐倉は新小学6年生・Rクラスの算数担当に。
やる気を出すが、生徒はあまりやる気がない様子。

黒木からは、
「『Rクラスはお客さん』だから気合入れるな。」
と言われた。
一番下のRクラスは、塾に楽しく通ってくれさえすればいいという意味であった。

三月の共感者

高校募集をやめた学校は多く、御三家も高校から入れるのは開成の1校のみ。
公立の中高一貫校は、首都圏に22校。

加藤 匠(かとう たくみ)

Rクラスで、メガネをかけた男の子。
いつも窓を見てボーッとしている。

佐倉は授業中もボーッとしている加藤 匠(たくみ)が気になるが、
「Rというお客さんに一生懸命になるな」
と、また黒木から言われてしまう。

佐倉は反発し、子どもたちにこまめに声をかける。

三月の撤退

加藤 匠のお母さんから、
「匠が塾に行きたがらない」
と連絡が入る。

佐倉が匠に声をかけるのが、他の生徒からえこひいきに見られ、やっかみを受けていたのだ。

担当から外された佐倉は、匠の座席で時刻表の落書きを発見、匠が鉄道好きだと知る。

「好きなことを我慢してまで、向いてないこと辛いことを続ける必要ってあるのか?」
と尋ねる佐倉に黒木は、
「他に好きなことがある子ほど、受験をやめなくていい」
と不敵な笑みを浮かべた。

三月の進退

出典:『二月の勝者』1巻

辞めると塾に来た加藤匠と母

「受験やめたい」
と塾に来て言う匠とお母さんに、黒木は「鉄研」のある中学校のパンフを見せ、男子校をすすめた。

匠は目を輝かせ、電車通学にも乗り気になり、テンションが上がる。
それでもなお、お母さんは中学受験を止めようとするが、黒木はお母さんの苦労を労り、寄り添うことで、受験コース継続に到った。

謎の一軒家にて

一軒家の窓から、何者かが黒木に紙きれを渡す。
それを読み、
「必ず、『全員合格』させてみせる。」
と黒木が言った。


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