2021年に銀座にできた、「ZUKAN MUSEUM GINZA powered by小学館の図鑑NEO(ずかんミュージアム)」。
小学館監修なんて勉強になりそうだし、おもしろそう
学習面とエンタメ面を期待して、行ってみたいとずっと思っていましたが、けっこうチケット高い。
水曜日に小学校が午前授業で、水曜割引があったので、子どもと行ってきました!
結果、割引ならまあアリで楽しいけど、小学生と大人は微妙かも。
「ずかんミュージアム」はおもしろくない!? 評判は?
正直口コミです。
ZUKAN MUSEUM GINZA とは
ZUKAN MUSEUM GINZA は、「小学館の図鑑NEOシリーズ」の世界に入り込む、新感覚のデジタルミュージアム。
「記録の石」というデバイスが、グループに1つ配られます(追加レンタル : 300 円 / 個)。
生き物を検知・記録するためのナビゲーターとなり、エンタメ要素ありです。
ポケモンみたいな感じ
小学館の図鑑NEOが監修なので、信頼がありますね!
アクセス
ZUKAN MUSEUM GINZAのアクセスはこちら。
- 東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線 「銀座駅」C2・C3出口徒歩1分
- 東京メトロ・日比谷線・千代田線・都営三田線 「日比谷駅」A1出口徒歩2分
- JR山手線・京浜東北線 「有楽町駅」銀座口徒歩4分
東急プラザ銀座 6階にあるので、わかりやすいです。
6階に行くとすぐ入り口で入れるので、トイレはすましておくとベター!
料金と予約
「図鑑ミュージアム」料金はこちら。
大人 (18歳以上) | 通常料金:2,500円 平日料金:2,000円 割引デー:1,700円 |
---|---|
中学生・高校生 | 通常料金:1,700円 平日料金:1,200円 割引デー:900円 |
小学生 | 通常料金:1,200円 平日料金:1,000円 割引デー:900円 |
未就学児 (3歳以上) | 通常料金:900円 平日料金:800円 割引デー:600円 |
割引デーは、スイスイ割・ときめきの日。
スイスイ割は毎週水曜日、ときめきの日は毎月16日になります。
※割引キャンペーンもちょいちょいやってるので、公式サイトをお確かめください
ローソンチケットでも買えますが、特に割引もないので、公式サイトで買うのがいいです。
30分ごとに入館時間指定で、入場希望時間締切の1分前までチケットが購入できます。
入館時間はきっちりジャストに行かなくても、30分の間に入れば大丈夫!
私たちが行ったときは、当日もその場でチケットが普通に買える感じでした。
所要時間は、1時間。
開館時間と休館日
開館時間:平日 11:00~19:00
土・日・祝 10:00~19:00
定休日なし!
ZUKAN MUSEUM GINZAの感想
ZUKAN MUSEUM GINZAに小学5年生男子と初めて行った、正直な感想です。
学習面とエンタメ面が、どちらもちょっと微妙に感じました。
学習面がビミョウ
学習面が微妙。
石で生き物を確認する時間がない
「図鑑ミュージアム」では、生き物を検知・記録するためのナビゲーターとしてアイテム「記録の石」が配られ、はじめにガイドの方から複数人でガイダンスを受けます。
使い方はわかりやすくよかったです!
ガイダンス後に、「それではどうぞー!」といった感じで自由に場内をめぐるのですが、生き物を記録&ゲットして、その生き物がなんだったのか、どういう生き物か確認する時間はありません。
制限時間が1時間(1時間で記録の石の力がなくなる)なので、次々生き物を探す必要があります。
また場内が暗い中、デバイス画面を見るのは子どもの目に悪そうでした。
生態をゆっくり観察できない
「記録の石」は生き物を見つけたら、すぐ記録できるわけではありません。
生き物のある行動のタイミングで「白い玉」を押すと記録できるのですが、センサーがあるようで人が近づくと逃げてしまったりします。
幼児連れのお客さんもけっこう多く、幼児は走り回って生き物の画面を触っちゃったりするので、生態をゆっくり観察できる感じではありません。
小学館の図鑑NEOは3歳から高学年までが対象年齢だし仕方ないですが、「図鑑ミュージアム」のターゲット年齢がよくわからないなあと思いました。
時間で人数制限はしてるものの、会場内は狭いので、けっこう人いるなあという感じ。
リアルな“地球の自然”は体感できない
「ずかんミュージアム」の中では時間の経過(朝・昼・夕・夜)や天候の変動(晴・雨)など、リアルな地球上における環境の変化を表現できるように設計されているとのことですが、正直リアルな“地球の自然”を体感とは、程遠く感じました。
夜と朝くらいは感じます…。
シチュエーションによって、出会える生き物も変わるので、すぐ記録する必要があります。
正直なところ、デジタルとリアルが融合した空間と言うより、デジタルだけの空間に感じました。
体験前後で、“地球の自然”に対する価値観やマインドは特に変わりません。
エンタメ面がビミョウ
エンタメ面が微妙。
中のつくりがわかりにくい
「ずかんミュージアム」施設の中は薄暗く、壁もすだれっぽいので、どこまで入れるのか中のつくりがわかりにくかったです。
行こうとしたらはじめのガイダンスゾーンだったり、戻れないゴールゾーンだったり。
つくりが入り組んでいるので、意図しない生き物を勝手に感知して記録してしまいました。
入り口時にQRコードを読み取って、自分のスマホで地図を出せるのですが、これまた使いづらい。
あまり世界に没入できませんでした。
最後にレシートとカードくれる
ポケモン好きな子なら、生き物のあるタイミングで「白い玉」を押すと記録できる設定は楽しいです♪
そして、1時間内に一つでも多く記録したい思いにかられて時間終了になりますが、コンプリートは難しそう。
最後の終了ステージで「記録の証(あかし)」のレシートが出ます。
それを、出たとこにあるストアmemoriaに持っていくと、生き物のカードを1枚プレゼントでもらえます。
カードについている生き物シールを公式生き物図鑑(別売)の思い出アルバムに貼るそう。
小学5年生の子どもは、
いらなーい
と興味なしでした。
まとめ
「ずかんミュージアム」は初めてなら、経験として楽しかったです!
ゴールのステージはプラネタリウムのようにきれいで、一見の価値ありでした。
しかし、1時間でうまいこと追い出される仕組みなので、なんだか商業的&機械的に感じちゃいました…。
企画している「ずかんミュージアム有限責任事業組合」は合同組合で、佐々木ホールディングス、小学館、エイド・ディーシーシー、ドリル、サニーサイドアップ、朝日新聞社、電通も。
動物園や水族館と対照的で、子どもに学習やエンタメを求める施設としてはちょっと期待外れかな…。
まあ銀座の一等地で屋内施設、時間をつぶすのはいいですね♪
割引ありの安い日に行ったら納得です!
一回行ったらいいかな〜。
お時間あれば、ZUKAN MUSEUM GINZAと同じ「東急プラザ銀座」内にある無料施設、METoA Ginzaもいっしょに寄るのがオススメですよ↓
コメント