先日子どもと行った、日銀の見学ツアーがすごくよく、
「金融」の次は「政治」だ
と、「国会議事堂(参議院)」見学ツアーに小5息子と行ってきました。
日銀の見学ツアーは小学5年生以上が参加できましたが、国会(参議院)見学ツアーは、特に年齢制限はなさそう。
ただし、同じく平日のみ。
国会議事堂(参議院)の見学ツアーは無料で、すごくよかったです!
見どころなど感想です。
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーとは
国会議事堂は、国民に選ばれた国会議員が集まって、さまざまなことを決めていく議会が開催される場所。
- 法律の制定
- 予算の審議・議決
が国会の大切な役割2つ。
国会は「唯一の立法機関」、「国権の最高機関」と呼ばれる。
鉄筋コンクリート造りで、外部が花こう岩貼りで壮大です!
左右対称形で、正面に向かって左側に衆議院、右側に参議院(旧:貴族院)が配置。
2023年2月現在、衆議院では、新型コロナウイルス感染症対策のため、参観は衆議院議員の紹介のみ、一般の参観受付は中止×
参議院だけ一般参観できます。
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーでは、衛視(えいし)さんが案内してくれます。
アクセス
国会議事堂・参議院参観受付のアクセスはこちら。
- 東京メトロ有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」(出口1)より南へ徒歩約3分
- 千代田線・丸ノ内線「国会議事堂前駅」(出口1)より北へ徒歩約6分
参議院参観受付は、参議院別館の隣。
看板が出ています。
料金と予約
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーの料金は、無料です!
電話(03-5521-7445)または参観受付において、受け付けます。
2023年4月以降の参観については、予約なしでも、当日参観受付窓口へ行けば見学できるそう。
所要時間は、1時間。
見学日と見学時間
見学日:平日 月曜日~金曜日(祝日、年末年始を除く)
見学時間:8回あり
- 9:00(受付時間 8:40~8:55)
- 10:00(受付時間 9:40~9:55)
- 11:00(受付時間 10:40~10:55)
- 12:00(受付時間 11:40~11:55)
- 13:00(受付時間 12:40~12:55)
- 14:00(受付時間 13:40~13:55)
- 15:00(受付時間 14:40~14:55)
- 16:00(受付時間 15:40~15:55)
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーの流れ
当日、見学時間の20分前から手荷物検査を開始するので、参議院参観受付窓口(参議院西通用門横)に向かいます。
手荷物検査を済ますと、広報展示などがある参観ロビーに。
トイレもここで行けます。
展示を見たりして時間になると、集合がかかります。
私たちの回は10人以下で、人数が少なかったのでエレベーターに乗って案内されました♪
参議院本会議場
よくテレビで見かける本会議場は、「おお〜っ」となります。
歴史を感じて、迫力がありますね!
「押しボタン式投票装置」が特徴ですが、2023年2月現在、コロナ感染予防のため使われていないとのことでした。
御休所
天皇陛下が待機される御休所(ごきゅうしょ)です。
内装が豪華絢爛で、すばらしい!
天皇陛下専用のトイレもあるとのこと。
う〜んインペリアル!
中央広間
中央広間は残念ながら、令和5年1月30日(月)から3月下旬まで、工事のため見ることができませんでした。
有名な4つ(3人)の銅像
- 板垣 退助
- 大隈 重信
- 伊藤 博文
- 台座(4人目は「政治に完成はない、未完の象徴」で空白という説)
見たかったです!
でも工事中も、上からライトがあたることがないらしく貴重な姿◎
前庭
コイが泳ぐ中庭を通り、外に出て、両側に「都道府県の木」が植えられている遊歩道を通ります。
前庭でそのまま解散です!
ありがとうございました!
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーの感想
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーに、小学5年生男子と行った感想です。
古くさい空気感
国会の建物は、すぐれた材料と技術をいかして作られており、すばらしい!
しかし、全体的に古くさい空気感でした。
よく本会議中に舟を漕いでいる国会議員をテレビで見かけて、
なんだよ〜っ!
と思っていましたが、実際、国会議事堂を訪れると、
外に出たほうが明るく感じたくらい全体的にどんより照明が暗いし、アンティークの落ち着いた世界観で、眠くなるのがわかる気がしました。
この特殊なねっとりした空気感は、実際訪れないとわからないなあと。
衛視さんに、
全体の電気が暗く感じたのですが、LEDではないですよね?
と尋ねたら、まだLEDではなく、古いのを使っているそう。
伝統も大事だけど、新しいのもどんどん取り入れてほしいです。
議会を最新の近未来的な会議室でやったほうが、パキッとしそう…。
最近、岸田首相が、LGBT偏見に満ちた発言をした秘書官を更迭したニュースがありましたが、日本の政治のトップが時代遅れなのは、「こういった政界に満ちた雰囲気が古くさいからかも」と思ってしまいました。
子どもが国会に興味を持つ
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーに行ってから、子どもが政治に興味を持ってくれるようになったのが、1番よかったです!
小5息子はまだ、公民を習っていません。
政治系も全然興味がなさそうでしたが、座席表に話題の「ガーシー」議員の名前があったのを見て、目を輝かせていました。
ガーシー議員は知ってるんや!
なにがあかんと思う?
など話すきっかけになりよかったです。
帰ってきてからもニュースを見て、
あっ行った国会だ!
と興味を示すようになりました。
お土産に「国会ギフト 思い出屋」がオススメ
「国会議事堂(参議院)」見学ツアーの後は、お土産屋さんに立ち寄りました。
狭いスペースですが、国会議事堂関連のお土産を数多く取り揃える「国会ギフト 思い出屋」は、品を眺めているのも楽しいです。
団体見学の人が利用する、バス専用駐車場内にあります。
歴代の総理大臣が描かれた湯呑みが欲しかったのですが、子どもに
おじさんの顔ばっかでヤダ
と言われ、「たしかに」とやめました…。
パパの在宅ワーク用に、菊花紋章コースターのお土産を買いましたよ。
いつものコーヒーがちょっと高貴な気分♪
いっしょに「憲政記念館」もオススメ
お時間あれば、国会議事堂すぐ近くの「憲政記念館(けんせいきねんかん)」にも立ち寄るのがオススメ!
日本の議会政治に関する展示施設です。
前身が「尾崎記念会館」なので、尾崎 行雄関連のものが多め。
「憲政記念館」も無料!
衆議院では、工事のため中央広場の銅像が見れませんでしたが、入ると銅像3人が出迎えてくれました♪
「議場体験コーナー」は、本会議場を3/4のスケールで再現しており、議席に座ったりできて楽しかったです♪
まとめ
今回、国会議事堂に訪れたことで、遠〜く感じる政治の世界が、少し身近に感じることができました。
政治に興味を持てない〜
と感じるのではなく、自分からも関わりにいかないとと反省。
いっしょに子どもと勉強しよう…!
国会の傍聴もできるそうなので、いつかやってみたいな。
国会の本会議は、保護者同伴であれば、小学1年生から見学できるそうですよ♪
コメント