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「日本銀行」見学ツアーに行ってきた感想。珍しいおみやげもあるよ

日本銀行見学ツアー感想 子とおでかけ
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よくニュースで出てくる「日本銀行(にっぽんぎんこう)」

日本橋にある日銀本店が見学できる!とのことで、小5息子と行ってきました。
子どもは、小学5年生以上が参加できます
日銀の見学ツアーは無料で、すごくよかったです。
注意点など感想です。

「日本銀行」見学ツアーとは

日本銀行の本館の中庭

日本銀行の本館は、明治29年に完成し、国の重要文化財に指定されています。

「日本銀行」見学ツアーでは、ガイドさんが案内してくれます。

アクセス

日本銀行本店の外観

日本銀行本店のアクセスはこちら。

  • 地下鉄半蔵門線「三越前駅」(B1出口)から徒歩1分
  • 地下鉄銀座線「三越前駅」(A5出口)から徒歩2分
  • JR「神田駅」(南口)から徒歩8分
  • JR「東京駅」(八重洲口方面の「日本橋口」)から徒歩8分

日本橋三越本店の近くですね。
アクセスいいし、外観も荘厳でわかりやすいです。

料金と予約

「日本銀行」見学ツアーの料金は、なんと無料です!

以前は予約不要の当日見学も行なっていたようですが、事前予約制の予約見学のみです。(2023年1月現在)
小学校5年生以上が対象で、小学生は保護者の同伴が必要

見学希望日の90日前から原則5日前まで、本店見学予約サイトから申し込みます。

所要時間は、1時間

見学日と見学時間

見学日平日 月曜日~金曜日(祝日、年末年始・12月29日~1月4日を除く)

見学時間:4回あり

  1. 9:30~10:30(受付時間 9:15~9:25)
  2. 11:00~12:00(受付時間 10:45~10:55)
  3. 13:45~14:45(受付時間 13:30~13:40)
  4. 15:15~16:15(受付時間 15:00~15:10)

「日本銀行」見学ツアーの流れ

当日、予約した見学時間の15分前に日本銀行本店・西門が開門するので、守衛さんに予約IDを伝えると入れます。

受付時に必要なもの2つ

  1. 予約ID(予約完了メールに記載)
  2. 見学者全員の身分証明書(子どもは顔写真ない健康保険証でOK)

首からかける見学証をいただき、本館中庭に入ります。
こちらでは写真撮影OK!
トイレもここで行けます。

ツアーが始まるとトイレは行けないので、入館時にすませておく

またその後、館内入る時に、金属探知機による検査と携行品のX線検査があります。
ロッカーもあるので、荷物は置いておけますよ♪

ビデオ上映

人数がそろったら、まず見学資料一式をもらって、ビデオ上映を観ます(約10分)。

日本銀行の3つの役割についてでした。

  1. お札の発行
  2. 物価の安定
  3. 金融システムの安定

見学案内

日本銀行ツアーの資料

移動して、いざ見学です!

館内は原則撮影禁止だが、撮影が許可されているエリアもあり、ガイドさんから説明がある

歴代総裁の肖像画

本館の2階廊下には、歴代総裁の肖像画がずらっと並んでおり、美術館のよう。

ダルマ大臣と呼ばれる高橋 是清(たかはし これきよ)さんが出てきたとき、

おおっ!

となりました。

高橋 是清さん総理大臣と日本銀行総裁もするなんて、すごすぎ…!

展示室・旧役員フロア

本館2階の展示室では、日本銀行のなりたちや、業務で使われてきたものなどが展示されています。

金や銀の重さを量るために使用していた、大型秤量器も。

昔、役員室だった部屋には、日本トップレベルの豪華さを感じました。

地下金庫

エレベーターに乗り、地下金庫へ。
総重量25トンの金庫扉を抜けると…

写真撮影スポットもありました。

容箱
容箱
1億円
1億円

金塊(レプリカ)
金塊(レプリカ)

世界初の銀行券自動監査機や、現金輸送用貨車「マニ車」の模型もありましたよ。

営業場

本館1階の旧営業場

本館1階の旧営業場(きゅうえいぎょうば)。
以前、日本銀行の窓口(まどぐち)のあったところです。

日本銀行では業務の始業・終業を拍子木(ひょうしぎ)を打ち鳴らすことによって伝えていたそう。
拍子木が4回鳴り、「日本銀行」見学ツアー終了の合図です。

粋だねぇ〜

「日本銀行」見学ツアーの感想

新札の展示

「日本銀行」見学ツアーに、小学5年生男子と行った感想です。

「日銀」がリアルに

ニュースでしか聞いたことのない、どこか遠い存在の「日銀」。
想像力がついて、「日銀」がリアルに感じられました。

馬の水飲み場

馬の水飲み場では、「馬車が現金輸送のため、ここまで来てたんだなあ〜」
レールの跡を見ては、「お札重たいの運ぶのに、トロッコがここ通ってたんだなあ〜」
と目に浮かびました。

几帳面な手書きの書類を見て、コンピューターのない時代は大変だったし、

私には「日銀」の仕事向いてなさそうだ

と思いをはせました。

あと、ガイド中に「日銀」体操の時間らしく、けっこう大音量で音楽が流れてきて(全然ガイドさんの声聞こえない)、「日銀っていい職場だなあ」と感じました。

建築を見るだけでも価値あり

「日銀」建築を見るだけでも、価値ありです!

本館の建物の設計者は、建築家・辰野 金吾(たつのきんご)さん。
辰野 金吾さんは、東京駅の駅舎も手がけていますね。

明治時代の近代洋風建築を代表する作品で、ど素人が見ても、

そりゃ、国の重要文化財になるわ

と納得する、すばらしい建物でした。

外から見ても重厚ですが、中から見るのも格別!
旧営業場のかべや柱のデザインが美しかったです。

特に地下金庫は、扉の厚さにビックリし、窓がないのに色のおかげで明るく感じて、おもしろかったです。

お土産にお札の切れ端がもらえる

古いお札をシュレッダーでカットした切れ端

「日本銀行」見学ツアーのお土産に古いお札をシュレッダーでカットした切れ端がもらえます。

ハムスターの寝床みたい

傷んだりして使われなくなったお札(日本銀行券)の屑だそう。
珍しくておもしろいですが、このお土産の使い道はなさげ。
アロマオイルでも垂らそうかな…。

本来、お札の屑の多くはリサイクルされ、トイレットペーパーなどに姿を変えて利用されます!

ツアー最後、お土産の売店も少しだけあり、この「銀行券裁断片入り」ボールペンやシャープペンが売っていました。
他にも、お札の柄タオルやせんべいなどが売っていましたよ♪

いっしょに「貨幣博物館」もオススメ

貨幣博物館

お時間あれば、隣接する「貨幣博物館(かへいはくぶつかん)」にも立ち寄るのがオススメ!
日本銀行金融研究所内の2階フロアに設置されている、コンパクトな博物館です。

貨幣博物館の資料

「貨幣博物館」も無料
そして、ここは予約不要だけど、入館時に手荷物検査があります。

「貨幣博物館」最終入館は16時までなので、15:15〜の回の日銀見学ツアーなら、帰りには閉まっちゃってるので先に行きましょう

展示エリアは撮影禁止

貨幣博物館
日本銀行金融研究所貨幣博物館の公式サイトです。展示および貨幣の歴史に関する情報を公開しています。
  • 壱万円…渋沢栄一
  • 五千円…津田梅子
  • 千円…北里柴三郎

2024年にお札が新しくなるので、展示も興味深かったです♪

まとめ

今、やれ「円安だ」「住宅ローン金利上昇だ」「物価値上げだ」
など、生活に直結する報道が相次いでいます。

いい知らせではなく不安になりますが、不安だからこそ、お金のしくみを知るいいきっかけにはなりますね。

この本もよかった↓

今回、日銀本店に訪れたことで、

  • メディアの中だけでなく実際、日銀で働いている人がいること
  • 金融の歴史がつくられてきたこと

をひしと感じました。

「日本銀行」見学ツアーは無料で、大人も子どもも勉強になりすごくよかったです。

ありがたくてなんだか金運もUPしそうな気がする〜

平日なので、休みや午前授業とかの日に行ってみてくださいね〜♪
ありがとうございました!

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