家族とのコミュニケーション、うまくいってますか?
私はいまいち、母と折り合いがよくありません…。
母はよかれと思って言うことが、私は
なんでそんなふうに言うんだろう
と感じたり。
逆もしかりでしょうね。
先日、帰省したときも、ちょっと言い合いになってしまいました。
まあ親子なので、すぐ忘れて普通になると思うのですが、なかなかコロナ禍で帰省もできない中、
久々なのに、なんでこうなっちゃうんだろう
とすごく自己嫌悪に。
そんなとき、たまたま知った「伝え方コミュニケーション検定」。
性格統計学というのがベースになっているらしく、「何それ怪しい?」と思いながら講座を受けてみた、本音の口コミをご紹介します。
初級&中級です♪
性格統計学&伝え方コミュニケーション検定とは
伝え方コミュニケーション検定は「性格統計学」をもとに、相手に響く言葉の選び方について学ぶ検定です。
平成28年度 文部科学省の調査研究事業で採用されたり、メディアで取り上げられたりして実績もあります。
性格統計学
「性格統計学」は、稲場 真由美(いなば まゆみ)さんという、1965年富山県生まれの女性が考案しました。
16年間、のべ12万人の統計データをもとに体系化したコミュニケーションメソッドです。
いくつか著書も出されています↓
「性格統計学」4つのタイプ
「性格統計学」では、ふたつの軸によって、人間の生まれ持った性格を4つのタイプにわけます。
それぞれのタイプによって行動や発想のパターンが異なるため、タイプを知ることで、家庭や職場など人間関係に役立ちます!
占いと統計学の違い
「性格統計学」なんて占いみたいなもんじゃないの?
と、はじめ怪しいと疑っていました。
4つのタイプなんてほんまかいな
しかしながら、占いと「性格統計学」はベクトルが違います。
- 占いは、スピリチュアルな四柱推命や占星術などを元に、未来について
- 統計学は、集めて観測したデータを元に解析した、過去について
ただし、データで客観的にみえる統計ですが、完全に正しい統計もありません。
正確なデータにより、傾向や性質を推定しようとするものだからです。
伝え方コミュニケーション検定をとるには
伝え方コミュニケーション検定は、初級・中級・上級の3ステップあります。
「性格統計学」は人を4つのタイプにわけると言いましたが、
- 初級・・・2タイプ(希望型・慎重型)
- 中級・・・3タイプ(ビジョン・ピース・ロジカル)
- 上級・・・4タイプ(ビジョン・ピースプランニング・ピースフレキシブル・ロジカル)
と、上にいくにつれて深まっていく感じ。
受講するには、
Web動画を見て→Web試験
という流れ。
すべてオンラインで完結するので、楽ちん♪
一方的だけではなく、ZOOMでオンラインフォロー講座も、希望者に2回あります。
私が受けたのは中級で、中級を受けると初級も受けられるのでお得!
受けた感想(メリット・デメリット)
伝え方コミュニケーション検定講座の中級を受けてみた、本音の感想口コミです。
メリット
実際に、伝え方コミュニケーション検定講座の中級を受けて感じた、メリット3つ。
勉強が楽しい
コミュニケーションの勉強が興味があるものだし、内容が楽しいです。
具体的な事例でわかりやすい♪
動画で学ぶのも、ふつうなら眠たくなりそうですが、考案者の稲場さんと生徒の方のやりとりがおもしろく見入ってしまいました。
伝え方コミュニケーション検定中級ならば、初級→中級の順に動画を見るので、すっと入っていけます。
ZOOMにて行われるオンラインフォロー講座にも参加したのですが、講師がなんと考案者の稲場さんでビックリ!
動画で観ていたので、スターにお会いできた気がして、うれしかったです。
稲葉さんはさすが、みんなの悩みなどにスパスパ切り返しが上手だし、他の受講者さんの話を聞くのもすごく参考になりました。
ZOOMは顔出しでドキドキしましたが、参加してリアルに感じよかったです♪
自分自身の自己肯定感アップ
自分と相手の違いを知るためには、自分を知ることから。
伝え方コミュニケーション検定を学ぶことで、自分の本質を知り、自己肯定感アップにつながります。
たしかに自分とうまくつきあうって、一番大事かも
家庭で役立つ
申し込むと、3名分の価値観診断レポートが出せます。
やはり自分と家族の性格診断が、一番気になりますよね。
相手に合った「ほめ方」や「伝え方」、やってはいけない「タブー」が具体的にわかり、すぐに実践できます。
家庭で役立ちます◎
デメリット
実際に、伝え方コミュニケーション検定講座の中級を受けて感じた、デメリット3つ。
「性格統計学」の診断がわかりにくいかも
勉強をしていって、
ふむ。私はこのタイプだな
と確信していたら、価値観診断レポートでは全然違うタイプ結果が出てビックリ。
でも、言われたらそうかも…と納得もしました。
価値観診断レポートは、生年月日から生まれ持った性格のタイプを出します。
そこからもちろん、後天的に育った環境によって性格はまた形成されていくそう。
性格統計学の診断は、どのタイプも当てはまる部分があるので、自己判断はわかりにくいかもと感じました。
中級では3名しか診断できないので、他の人に応用したいとき、タイプ診断が合っているかちょっと不安です。
一応、ジェイバンのHPより性格統計学による性格診断がすぐできますが、2問で診断する簡単なものです。
メルアドが必要です。
>>ジェイバン性格診断
しかしながら、統計学は傾向や性質を推定しようとするものだし当然です。
完全にタイプをわけなくても、人には傾向の違いがあるのを知って認めることに意義があります。
そして、自分の「伝え方」・「受けとめ方」の傾向を知っているのはかなり大きいです。
サクサク勉強できるが、難易度低すぎかも
伝え方コミュニケーション検定講座の中級の勉強は楽しく、サクサク進みます。
しかし最短で3時間ということもあり、けっこう簡単です。
最後の検定合格のWebテストも、計3回チャレンジできるし、緊張感はない感じ。
なので落ちる心配はないですが、難易度は低いので合格の達成感はそんなにありません…。
合格後でも、動画は6か月間はくり返し視聴できます。
合格をゴールにせずに、伝え方コミュニケーションを学ぶ姿勢が大事ですね。
履歴書に書けるような資格ではないかも
伝え方コミュニケーション検定は履歴書に書ける資格、とありますが、3時間で取得できる簡単なものだし、正直、得意気に書けないよなあと思います。
逆に「コミュニケーション力あります」と資格で書いて、面接を受けるのはかなりハードルが上がる気が…。
まあ他に書く資格がない場合などには使えるし、「コミュニケーション力あります」アピールにはなりそうです!
まとめ
伝え方コミュニケーション検定の中級は、資格としては弱い気がしますが、私は学んで視野が広がりとってよかったです!
- 子育てに役立てたい
- 家族やまわりとのコミュニケーション方法を知りたい
- 自己肯定感アップしたい
方に、伝え方コミュニケーション検定の中級はオススメ。
私は今まで、
自分がうれしいと感じることは、相手もうれしいと感じるはず
と信じていました。
それが間違いであり、タイプによって受け取り方が全然違うという実感は、目からうろこでした。
親や子どもであっても、性格は遺伝するわけではありません。
この言葉を胸に、伝え方コミュニケーション検定で学んだことを生かし、今後家族とのコミュニケーションもうまくとっていきたいです。
ありがとうございました!
子どもへの具体的な声がけもわかりやすく、よかったです↓
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