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早稲田アカデミーのクラス分け・コース・カリテとは【中学受験】

早稲アカクラス分け カリテも 子の教育
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早稲田アカデミーのクラス分けってややこしくないですか?

通常授業クラスとコース名も違います。

クラス名も英語で、

あれ? AとBどっちが上だっけ?

と混乱することも。

はじめはややこしく感じ、どこで見るのかもわかりづらかったので解説します!
組み分けテスト・カリキュラムテストの違いも!

組み分けテスト

塾のテキスト収納

早稲田アカデミーのクラス分けがわかりにくい理由は、四谷大塚のコースがベースだから。
早稲アカは四谷大塚の教材「予習シリーズ」をメインに使って学びます。

早稲アカの「組み分けテスト」=四谷大塚主催の「YT組み分けテスト」
「YT組み分けテスト」は四谷大塚生はもちろん、それ以外の人も受けています。

YT組み分けテスト

5週に一度のペースで、(小4)土曜日・(小5)日曜日に実施。
受験会場は、四谷大塚の指定会場。

電車に乗って行ったり、親も1日つぶれるよ〜

子どもに携帯持たせておくと万が一のとき安心です。

組み分けテスト結果で四谷大塚のコースが判明し、クラス分けされます。

四谷大塚
コース
早稲アカ
クラス
SコースSS
CコースSS
BコースSB
AコースSA
四谷・早稲アカ クラス分け対応表

すなわち、四谷大塚のCコース以上(C・S)だと、早稲アカではSSクラス
四谷大塚にはコースが4つあるけれど、早稲アカは3つ。

四谷大塚の4つのコースはさらに、S1組からA16組まで細分化されて出ますが、早稲アカには関係ありません!(四谷のクラスは、「●コース○組」というW表記)

ただし、早稲アカは人数が多い大規模校舎だと、SS1、SS2、SB1、のように細分化するところも
基本3クラスで、それ以下は校舎次第というわけですね。

早稲アカのクラス名はS重ねる

早稲アカはクラス名の前にSつけるのなんだろう

早稲アカといえば、「NN(何がなんでも)コース」という志望校別コースが特徴です。
四谷大塚も独自の「Sコース」があるので、違いを示すために早稲アカは「SS」と重ねる表記にしてるのかもしれません。

SSクラスはスペシャル! 一番上位で別格!
という感じでわかりやすいですが、SASBは「あれ?どちらが上だったっけ?」とちょっと混同しやすいです。
私はブラジャーのAカップ・Bカップのイメージで、「Bカップのほうがちょっと大きいから上」と謎に覚えました(^^)

早稲アカ クラスの偏差値・点数の目安

早稲アカ講師からクラス分けの偏差値・点数の目安を教えてもらいました。

早稲アカ クラスの偏差値目安

「YT組み分けテスト」におけるクラス偏差値の目安はざっくりとこんな感じ。

早稲アカ
クラス
偏差値
の目安
クラス点数(4教科)
の目安
SS50後半〜380点
SB40後半〜280点
SA

SSクラスは、偏差値56からと言われています。
偏差値がやや低めと感じるかもしれませんが、そもそも母体がみんなレベル高いから。
中学受験の志望校は、自分の持ち編から+5〜10くらいを目指していいそう◎

早稲アカ クラスの点数目安

組分けテストの配点は、

  • 算数 200点
  • 国語 150点
  • 理科 100点
  • 社会 100点

算数が他の科目より高くなっています。

その回によっても偏差値が違ってくるので点数はあくまで目安ですが、計550満点中、だいたいSSクラス380点、SBクラス280点をとればいける感じ。

よって、わかりやすく

  • SSクラス目指す子 → 組み分けテスト400点目指す
  • SBクラス目指す子 → 組み分けテスト300点目指す

それぞれこんな感じで目指すといいです◎

クラスは上がりやすく下がりにくい

組み分けテストの結果により、クラスが決定しますが、基準点を超えると一発で上のクラスに上がれます

下のクラスに下がるのは基準点を2回下まわったら
1回下回ってもリーチがかかった状態でクラス維持。

クラスは上がりやすく、下がりにくい生徒に優し〜い仕組みだね

早稲アカ クラス分けの発表はいつどこでわかる?

早稲アカクラス分けの発表は、四谷大塚のコースがわかればいいということ。
「YT組み分けテスト」を受けた後、四谷大塚NETにログインして順次確認していきます。

早稲田アカデミーOnlineではないので注意です!
早稲田アカデミーOnlineでも、早稲アカマイページ → 成績一覧
で見ることができますが、反映も遅く点数と偏差値がのるだけ。
人数など詳細がわかる四谷大塚NETで見ましょう。

いつ結果が出る?

土曜日に組み分けテストを受けてから、クラス分け結果は2日後の月曜日お昼にわかることが多いです。

順次いろいろ出ていく感じです。

 土曜日:「組み分けテスト」受ける→
①日曜日:各教科の点数 →
②月曜日・朝(9時くらい):偏差値→
月曜日・昼:組分け履歴(クラス分け結果) →
月曜日・夜:個人成績表

※たまにテストによっては予定が違うこともあるので、四谷大塚NETにログイン → 成績管理成績管理からのお知らせで返却予定スケジュールを確認するのが正確です

どこで結果が出る?

四谷大塚NETで結果を見ていきます。

①各教科の点数

まず土曜日に「組み分けテスト」を受けたら、翌日の日曜日中には答案と点数が科目別に順次あがってきます。

四谷大塚NETにログイン → 最新のテスト結果[結果を見る
で見ることができます。

②偏差値

2日後の月曜日の朝(9時くらい)に、順位・偏差値を見ることができます。
全科目と、教科別に確認できます。

四谷大塚NETにログイン → 最新のテスト結果[結果を見る(右上にある)これまでのテスト結果を一覧で見る
で見ることができます。

③クラス分け結果


四谷大塚NETにログイン → 成績管理 → 組分け履歴

で見ることができます。

コースを確認することで、早稲アカのクラス分けがわかります。

④個人成績表

四谷大塚NETにログイン → 成績管理 → 個人成績表
で見ることができます。
平均など詳細の一覧です。

○年生公開組分け結果から、コースの基準点も見ることができます。
クラス分けのボーダーラインがわかるということですね。

実際のクラス分けは、翌週の授業から適応されます。

(小6)
6年生は、6月が最後の組分けテストになります。
→夏期講習以降のクラスが固定

ただし、その後の合不合でも、校舎裁量によってクラスアップもあるようなので、所属校舎にお問い合わせください♪

カリキュラムテスト

テスト

早稲アカは組み分けテストとは別に、四谷大塚主催カリキュラムテストもあります。
通称「カリテ」。
カリテは2週間分の学習内容が出題範囲のテストです。

カリテはクラス分けには関係ありません! 欠席しても影響はありません。

カリキュラムテスト

隔週の土曜日に実施。
受験会場は、いつもの通常授業と同じ校舎。
振替受験も可!

カリキュラムテストはクラスによって、教科によって、テスト問題も違います。

(小4)

通常授業のクラスコース名国語
30分(100点)
算数
30分(100点)
社会
15分(50点)
理科
15分(50点)
SSCコースC問題C問題C問題C問題
SBBコースB・A問題B問題B・A問題B・A問題
SAAコースB・A問題A問題B・A問題B・A問題

(小4)
カリテはSSクラスなら、すべてスペシャル問題。
SBクラスとSAクラスは、算数以外が同じ問題。

(小5)

通常授業のクラスコース名国語
30分(100点)
算数
30分(100点)
社会
20分(50点)
理科
20分(50点)
SSSコースC・S問題S問題C・S問題C・S問題
SSCコースC・S問題C問題C・S問題C・S問題
SBBコースB問題B問題B問題B問題
SAAコースA問題A問題A問題A問題

(小5)
カリテはSSクラスの中で、さらにSコースとCコースに分かれる。算数以外が同じ問題
SBクラスとSAクラスは、全教科それぞれクラス別問題。

組み分けテストはみんな共通だけど、カリテはクラスによって違うということですね。

カリテも組み分けテストと同じく、土曜日に受けたら翌日くらいから順次点数が出て、月曜日に
四谷大塚NETにログイン → 成績管理 → 個人成績表
で、偏差値や順位など詳細を見ることができます。

(小6)
早稲アカは、5年生までカリテですが、6年生から週テスト(YT)になります。

  • カリテは、2週間に一度実施
  • 週テスト(YT)は、毎週

6年生・9月以降は、NN(何がなんでも)志望校別コースに「土曜集中特訓」が始まります。
よって、「土曜YT講座」は必修から選択制に。

「土曜集中特訓」受講希望の人は、6月後半に「変更届出書」が校舎から配られ、7/15までに7月末をもって、一度「土曜YT講座」を退会します。
ただし、NN志望校別オープン模試の結果(=「土曜YT講座」を受けれるかのテスト結果)はその後。
また9月以降も「土曜YT講座」受講希望の場合は、再入会の手続きをして、継続は可能です!

まとめ

早稲アカのクラス分けは、

  • 四谷大塚S・Cコース → SS
  • 四谷大塚Bコース  → SB
  • 四谷大塚Aコース  → SA

の3クラスが基本です。

5週に1度の「YT組み分けテスト」を受けた2日後くらいに、四谷大塚NETの「成績管理」で組分けが発表されます。

5年生まで隔週の「カリキュラムテスト」、6年生から毎週の「週テスト(YT)」はコース別のテスト。

テストの点数でクラス上がったり下がったりと競争社会で厳しいようですが、子供にとってもわかりやすい目標で、モチベーションになりますよね。

親としては単にクラス分けの結果をみるのではなく、いっしょに寄り添い、見守っていけたらなあと思います。

ちなみに、中学受験漫画『二月の勝者』で舞台の桜花ゼミナールでは、3クラスにわかれてるので、早稲田アカデミーがモチーフかも?!
ライバル塾の、圧倒的に御三家に強いフェニックス(ドラマ中ではルトワック )は、SAPIXのことかな?
(※作者の高瀬志帆さんによると、モデルは複数の塾の複合型で特にどことは決めてないそう)

二月の勝者』のドラマも楽しみです♪

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