東京・銀座4丁目に位置する歌舞伎座。
東銀座駅直結なので、とても便利です。
2013年のリニューアル後から、何度も通りかかるたびずっと行ってみたいと思っていて、ついに行ってきました!
子供も親も歌舞伎デビュー。
コロナ禍で歌舞伎に携わるスタッフが厳しくなり、Uber Eatsで配達して稼いでるというニュースを以前拝見し、微力ながら応援しに行きたいと思ってたんですよね。
はじめて親子で歌舞伎座に行って、歌舞伎を観劇した口コミと感想です。
小学生になったら1回だけでも行くべし!
事前に買えるチケットは一番安くて3,000円から
私たちが観たのは、七月大歌舞伎の中の三部あるうち第二部でした。
- 1階桟敷席16,000円
- 1等席15,000円
- 2等席11,000円
- 3階A席5,000円
- 3階B席3,000円
4階幕見席(まくみせき)は販売していませんでした。
幕見席は当日劇場でしか購入できない席なので、ちょっと子連れでは却下。
一番安い席は3,000円。
チケット販売を見た時すでに売り切れていたので、私たちは3階A席5,000円をチョイスしました。
歌舞伎美人(かぶきびと)という松竹のサイトからチケットを購入できます。
空席をみてみるのも会員登録が必要で、ちょいめんどうです。
歌舞伎を観ることができるのは何歳から?
歌舞伎を観ることができるのは何歳からという年齢制限はありません。
何歳からでもOK!
料金は座席ごとにかかるので、子どもを膝上にのせるなら無料です。
しかし実際、未就学児がじっと座って歌舞伎をおとなしく観るのは難しいかな。
せっかくのチケット。もったいないので親も楽しみたいですよね。
私が見た感じ、歌舞伎座で小さい子は見かけませんでした。
歌舞伎座では託児サービスもあるようですよ。
歌舞伎を観るのは小学生以上がオススメ!
歌舞伎を親子で観た感想
歌舞伎を親子で観た感想です。
内容は予習すべし
歌舞伎でも日本語だからわかるっしょー
歌舞伎は日本語でもわかりません…!
内容は全然わからないまま観ると、全然わからないです。
ちょっとしたあらすじみたいなパンフレットを配ってくれるかと思いきや、そんな親切なものは全くありません。
歌舞伎は初心者より玄人向けなのかと感じました。
もうちょっと、敷居低くしてくれたらいいのにな
当日に内容を予習をするのであれば、
- 音声案内のイヤホンガイド(700円)
- パンフレット=筋書(1,300円)
どちらかを購入する必要があります。
歌舞伎のイヤホンガイドは入場前に外でしか借りることができないので注意です。
イヤホンガイドは一人ひとつの使用なので、うちは入場後に、筋書を購入。
各階に売り場があり買えます。
「パンフレットけっこうお高いなあ」と思いましたが、中にはフルカラーで歌舞伎役者さんたちの紹介や、インタビューが載っていて読み応えはありました。
セリフが基本的に江戸時代の言葉を使っているので、大人でもわかりにくいです。
できるならば、事前にあらすじを予習しておくのがオススメ。
席がちょっと不満
席が狭く、ちょっと不満でした。
足の短い私でも座っていると、狭くて辛く感じるくらいなので、大柄の外国人さんなんて絶対辛いと思われます。
足下にちょっと自分の鞄置くと、もうスペース全然ない感じ。
今はコロナ感染対策でたまに席をあけたりしているのですが、二人席続きで一つあけたりしているのですごく中途半端。
ペアならいいけれど、3人とかなら知らない人と隣同士で微妙です。
歌舞伎通のお一人様も多い感じ。
「会話お控えください」ともなっているので、座席は一人ずつあけてほしかったと思いました。
席の前後はけっこう傾斜があるので、前の人の頭で観えにくいということがなく、観やすかったです◎
はじめて歌舞伎を観た親の感想
ミーハーな親の私たちは
三田寛子さんの夫(中村芝翫)すごい!
松たか子のお父さん(松本白鸚)すごい!
あっあの方はこの前「ドラゴン桜」に出てた市川右團次さん!
と名の知れた役者さんたちに興奮しました。
ど素人の私たちが観ても、演技がすごいと圧倒されるすばらしさでした。
尾上菊之助さんも色気が半端なかったです。
本物ってこういうことなんだなと体感しました。
まわりの黒子さんをはじめ、歌舞伎音楽も興味深くおもしろかったです。
はじめて歌舞伎を観た子どもの感想
あまりわからなかった
と初めての歌舞伎の感想として言っていました。
たしかに1つ目の題目では、“夫の浮気に怒る妻という色気のもの”だったこともあり、子どもにはわかりづらいものでした。
2つ目は刀で斬り合う戦闘シーンがあって、見入っていたし、なんとなくわかったような気がしたそう。
そこまで感動はない様子でした。ちーん。
まとめ
子ども料金も設定されていないし、あまり歌舞伎側としても子どもの観劇を推奨していないのかな
子どももあまりおもしろいと感じてなくて、もったいなかったかな
と親として思いましたが、一度でも、歌舞伎座で歌舞伎を観たという経験はよかったです!
やはり本物に触れるって大切。
実際、その後テレビで歌舞伎が出てくると、子どもも興味を示すようになりました。
小学生になったらぜひ一度、歌舞伎を観る経験をするのはオススメ。
歌舞伎座に入ってみる体験もよかったです。
その後興味が出て調べてみると、わかりやすい解説のついた親子向けの歌舞伎も国立劇場などでやっているようで、また一度歌舞伎を勉強して観てみたいと思いました。
コロナ感染対策で、歌舞伎歌舞伎役者の屋号を叫ぶ「大向こう」もなく残念だったので、リベンジしたい!
そして、やはり一度は海老蔵さんを一度観てみたい…!
そう思わせる海老蔵さんはすごいですね。
本も読んでみよう。
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