以前、東銀座にある歌舞伎座で、親子ともに歌舞伎☆初体験をしましたが、雰囲気を楽しんだだけでした。
でもそこから興味が出て(母が)、国立劇場で夏休みに行われる「親子で楽しむ歌舞伎教室」に参加してきました。
結果、さすが親子向けであって、解説もすごくわかりやすくよかった!
お値段も安いのでありがたし。
行ってきた感想です。
「親子で楽しむ歌舞伎教室」チケット
「親子で楽しむ歌舞伎教室」は毎年行われている大人気企画で、すぐにチケットもいい席は埋まっちゃいます。
国立劇場チケットセンターでWeb申し込みできるので、あらかじめ【NTJメンバー】になっておき、予約開始日を狙って、購入するのがおすすめ。
料金が安い
「親子で楽しむ歌舞伎教室」チケットの料金はこちら。
親・・・1等席2,500円・2等席2,000円
子・・・全席1,500円
お得な親子料金で、安い!!
迷わず1等席を選びました。
真ん中の前から六番目という、すばらしい席をゲット。
でもどの席からも観やすそうな、いい劇場でした◎
歌舞伎の他にも
歌舞伎の他にも、夏休み親子企画があります。
- 歌舞伎
- 演芸
- 能
- 狂言
- 文楽
国立劇場、国立演芸場、国立能楽堂、国立文楽劇場で行われます。
なかなかこういう機会がないと、行かない分野なので、嬉しいですね。
いざ当日
当日、国立劇場を目指します。
国立劇場は、日本の伝統芸能の劇場。
半蔵門駅から徒歩約5分。
または、永田町駅から徒歩約8分。
半蔵門駅は初めて降り立ったのですが、駅を出たところから、ずら〜っとそれらしき親子連れがたくさん。
ついていくだけでよかったです。
とても立派で、キレイな建物でした。
チケット受け取る
入場前にチケット売場で、買ったチケットの「受付番号」か「QRコード」で発券する必要があります。
トイレの時間なども考慮して、開演時間の30分前を目指していくといいですね。
中に入ると、パンフレットもいただけます。
入場しても、いろいろ見るところや、お食事処もあり、見学も楽しかったです。
プログラム
今回の公演は、河竹黙阿弥=作『紅葉狩』。
『紅葉狩』…平安時代の武将・平維茂(たいらのこれもち)が、信州戸隠山の鬼女を退治したという伝説が元
わかりやすい「解説歌舞伎のみかた」
の後に休憩時間を挟み、「新歌舞伎十八番の内 紅葉狩」が上演されます。
いきなりオープニングで、LiSAが歌う『紅蓮華』が流れます。
TVアニメ「鬼滅の刃」 オープニングテーマですよね。
なるほど、鬼退治のストーリーがいっしょだね
この後出演もされる、中村 萬太郎さんが解説をしてくれました。
パネルを使ったり、すごくわかりやすく、楽しい解説で感激!
「いつものテレビを観るように、気軽に楽しんでください」
との言葉が嬉しかったです♪
撮影タイムも設けてくれました。(※他は撮影NG)
上演中も舞台左右に、字幕表示があるのがわかりやすくよかったです◎
感想
「親子で楽しむ歌舞伎教室」の感想です。
親の感想
母の感想としては、東銀座で観るよりも敷居が低く、断然よかったです!
伝統芸能の歌舞伎は、最近いろいろ「ワンピース」を取り入れたスーパー歌舞伎などやっているようですが、なーんかズレている感じ。
そしてなにより値段が高すぎて、気軽に楽しめないイメージでした。
でも本来、歌舞伎は大衆娯楽。
身近に感じて楽しめるのが、歌舞伎のあるべき姿だと思います。
子の感想
小5の息子の感想としては、残念ながら、
つまんなかった
そうです。
まあ確かにあらすじをみるだけでも、正直つまらないと感じます。
- でも、テレビとかない時代にこんなのがすっごい楽しいものだった。
- 「長唄」など生演奏や、足音を表したりする「ツケ」を聞いた。
- 「見得」を見た。
なにかしら、心に残るものがあればオッケーかな。
ちなみに、会場には小さい子もたくさんいましたが、「親子で楽しむ歌舞伎教室」対象年齢は小学校高学年以上がおすすめされています。
ご年配の方も多く、愛されている企画なのですね。
まとめ
「親子で楽しむ歌舞伎教室」は母はすごく興味深く楽しめましたが、小5息子はその後行った「くら寿司」のほうがメインって感じでした…。
まあ母としては、「歌舞伎を観た」だけでも意義ありっ!と自己満足。
子どもが歌舞伎鑑賞デビューするなら、歌舞伎座より国立劇場で解説つきの「親子で楽しむ歌舞伎教室」が断然おすすめです!
演芸・能・狂言・文楽
他の日本文化に触れる鑑賞教室も、ぜひ体験してみたい♪
18歳以下は子ども料金になるので、中高生になっても、母が行ってみたいために、つきあってもらいたいなあ…。
夏休みに素敵な企画を、ありがとうございました!
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