中学受験において、親の大切な仕事が「過去問コピー」。
重大な仕事とはいえ、不器用な私は、ちゃんと過去問コピーできるのだろうか…とドキドキしてましたが、いくつかこなすと
ほい次!ドンとこい!
と楽しさまで感じるように♪
四谷大塚の過去問データベース(登録無料)に、コピーしたい過去問があれば、ダウンロードしてすぐ印刷できます。
>>四谷大塚過去問データベース
しかし、国語や第二回のもの、解説などはなく、市販の過去問題集からスキャンして印刷する必要があるのです。
いろいろ試して、過去問をレンジでチンし、裁断する方法が一番キレイで簡単なので、やり方をご説明します。
用意するもの
自分で過去問を裁断するとき、用意するものはこちら。
- 過去問題集
- 電子レンジ
- ダイソーの裁断機(600円)
- 自動原稿送り装置(ADF)付きのプリンタ
- マスキングテープ
わが家はコピー機を買って大活躍ですが、もしなければコンビニコピー機やキンコーズなどで印刷するといいですね。
過去問裁断のやり方
自分で過去問を裁断する方法です。
問題用紙とる
市販の過去問題集は、やはり「声の教育社」さんのがおすすめ。
まず、別冊仕様になっている、巻末の「入試問題用紙編」を手でもぎりとります。
「入試問題用紙編」は、特に裁断する必要はないので、置いておきます。
「声の教育社」解答用紙の原本は、PDFダウンロードできますよ◎
>>声の教育社HP
レンジでチン
そして、電子レンジに「入試問題用紙編」抜きの過去問題集を入れ、600Wで1分30秒あたためスタート!
(ちなみに、糊を溶かす目的なら、アイロンを背表紙にかけてもいいですが、温度設定と時間がうまくいかなかったのでレンジがおすすめ)
レンジに過去問が入ってる様子は、シュール!
ほかほか過去問をちぎる
チンして取りだすと、美しかった過去問が「へな〜っ」としていて少し悲しい気持ちになりますが、あまり感傷に浸る暇なく、ただちに手で裁断します!
ほかほか過去問題集は、レンジ加熱により糊が溶けているからです。
過去問は厚さにより、加熱しすぎたりと危険なので、くれぐれも取り扱いには注意してください!
ここで、おおまかにキリのいい箇所でもぎっていくのがポイント。
年度のはじめとか、解答ページのはじめとかですね。
一枚一枚切り離していく必要はありません。
また冷めて糊が固まってきたら、もちろん追加レンジでチンしてまたできますが、ある程度裂けたら、もうその後は力技でいけるので、適当でOK◎
裁断機で裁断
スキャンして印刷したい部分のまとまりを、きれいに裁断します。
カッターでももちろんできますが、裁断機が簡単でおすすめ。
ダイソーで買った600円(税抜)のペーパーカッターは、ダイソーでは高級ですが、買ってよかったです!
刃を交換したり、長く使うならいいものを買うといいですね。
糊がまだついている部分を、裁断しましょう。
自動原稿送り装置(ADF)のプリンタでスキャン→クラウド保存
わが家には、自動原稿送り装置(ADF)のプリンタがあるので、スキャンします。
両面も自動にスキャンしてくれて、すっごく便利!
クラウドを指定して保存すると、その後の管理・仕分けもしやすいです。
あらかじめ、プリンタのショートカットで「過去問」ボタンをつくっておくと、次からボタンぽちっとすぐできます。
- ファイル形式:PDF
- カラー設定:グレー
- 解像度:200dpi
- 読み取りサイズ:B5
- ADF傾き補正:自動
- 白紙除去:オフ
- 地色除去:弱
ショートカット「過去問」(ウチの設定の場合)
スキャン後の裁断した紙をとめる
スキャン後の裁断した過去問ページはバラバラなので、すぐにマスキングテープなどで軽くまとめておきます。
マスキングテープしたものが、スキャン済みという目印にもなりますね♪
そして、過去問題集をまとめたらおしまい!
スキャンデータを印刷
また印刷したい箇所が出てきたら、裁断してスキャンして印刷しましょう。
裁断してスキャンしたものは、小冊子印刷にしてもキレイです♪
ただし、過去問題集は実物の試験用紙と違って、問題が詰め込まれたぎっしりレイアウトになっています。
算数は、計算スペースとして右側を白地にして印刷しました。
まとめ
はじめは、
わざわざ裁断するのはめんどう。
メルカリにも売れないし。
と厚い過去問題集を押し付けてコピーしたのですが、影がどうしてもついてしまうし、小冊子印刷は真ん中がずれてできませんでした。
せっかくだから、過去問はきれいに印刷し、子どもに過去問演習を気持ちよくやってほしいですよね。
裁断はやってみると意外に簡単で、その都度やっても、たいした手間ではなかったです。
裁断・スキャン代行してくれる業者もあるようですが、過去問は全部する必要はないし、自分でやるのがおすすめです。
しかし、需要はありまくりなので、いつか過去問が電子化されたものを販売してくれるといいですね。
コメント