
塾に行きたい!
となぜか熱望する息子により、一般的なスタートの小3・2月より2ヶ月遅れて、小4の4月から塾通いが始まりました。
母の私は「子どもには元気に楽しく過ごしてほしい」と願うだけで、
そんなに教育熱心ではありません…。

塾へ行くなら、中学受験するのかな…?
というくらいの、のうてんきぶりなので、ちょっと本を読んで中学受験について学ぶことにしました。
中学受験を考えたとき、親におすすめの本まとめです。
中学受験をしようかなと思ったら読むマンガ
高瀬 志帆さんの大人気マンガ『2月の勝者』をギュギュっとつめて、塾側のエピソードをなくした感じ。

マンガ『2月の勝者』だけは一応読んでます
4つの家庭のストーリーを体験することができます。
普通に読みものとしておもしろく、思わず泣いてしまいました。
みんなのその後がわかるエピソードもあり、「受験」人生を疑似体験できます。
タイトル通り、中学受験をしようかなと思ったら一度は読むべきです!
一連の流れがわかります。
マンガなので読みやすく、子どもも読んで感動してました。

親にも感謝の気持ちが
中学受験の親たちへ~子どもの「最高」を引き出すルール
教育ジャーナリストのおおたとしまささんと、超人気・家庭教師の安浪京子さんの共著です。
育児・教育ジャーナリスト。
1973年、東京都生まれ。麻布中学・高校出身で、東京外国語大学中退、上智大学英語学科卒。
中高の教員免許を持ち、リクルートから独立後、独自の取材による教育関連の記事を幅広いメディアに寄稿、講演活動も行う。著書は50冊以上。
(参考:文春オンライン)
株式会社アートオブエデュケーション代表取締役、算数教育家、中学受験専門カウンセラー。
神戸大学発達科学部にて教育について学ぶ。
関西、関東の中学受験専門大手進学塾にて算数講師を担当、生徒アンケートでは100%の支持率を誇る。プロ家庭教師歴20年以上。
「きょうこ先生」として、朝日小学生新聞などで様々な悩みに答えている他、教育業界における女性起業家としてビジネス誌にも多数取り上げられている。
(参考:文春オンライン)
コロナ時代における中学受験についても言及しており、親が知りたいことばかりでした。
- 地方出身の親ほど「偏差値至上主義」的
- パターン学習は「無味乾燥な詰め込み」になりやすい
などが胸に刺さりました。
学校文化や「らしさ」で学校を選ぶべきですね。
「記憶」を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強
「記憶」を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強です。
頑張っても結果がでないという子におすすめ。
「小学生の子の」と書かれていますが、普通に大人にも刺さって勉強法としてためになります。
- 学習効率アップのためのコツ
- 脳は20万年以上前のまま
- なぜ、勉強がイヤになるのか?
などが科学的に書かれているので、説得力があります。
今まで子どもは、“勉強”と称して漢字をひたすら書いたりしていました。

それ意味あるの…?
と思って、子どもにも言っていましたが聞かず。
本によると、やはりあまり意味がないようで、子どもに

これはやらない方がいいよ。
ほら本にも書いてるよ。
と説明するときにも、この本を見せると一発で納得して辞めました。
これは他にシリーズ2つもあります。
- 子どもを勉強好きにしたい人へ
「やる気」を科学的に分析してわかった小学生の子が勉強にハマる方法 - 「なんで勉強しないの!」と怒ってばかりの人へ
「しつけ」を科学的に分析してわかった小学生の子の学力を「ほめる・叱る」で伸ばすコツ
合わせて読みたいですね。
親がやるべき受験サポート
親がやるべき受験サポートです。
受験界のカリスマ佐藤ママときょうこ先生のコラボです。
「きょうこ先生」こと安浪京子さんがまた出てきましたね!
「東大理Ⅲに合格した3男1女」の母。
大分県出身。津田塾大学卒業。
大分県内の私立高校で英語教師として勤務。結婚後、夫の勤務先の奈良県に移り、専業主婦に。
長男、次男、三男は灘中学・高等学校を経て、東京大学理科Ⅲ類に進学。長女は洛南中学・高等学校を経て、東京大学理科Ⅲ類に進学。現在、長男と次男は医師として活躍。三男と長女は東大医学部の学生。育児法、教育法に注目が集まり、全国で講演を行う。
(参考:東洋経済オンライン)
- ノートの作り方
- 試験対策
- 宿題サポート
- 過去問の取り組み方
など具体的に書かれているので、すぐに実践できるノウハウがあります。
私は正直、三男一女東大に合格させたという佐藤ママを以前テレビで拝見して、なんか怖くていいイメージを持っていませんでした。
「ママがするべき勉強サポート」
というのも、なんか時代錯誤な気が…。
しかしながら、実績がある方法はやはり説得力があるし、子どもを尊重する向き合い方は素敵だと思いました。

佐藤ママご自身も、専業主婦の前は教員をされていたのですね
また、佐藤ママのやり方だけではなく、教育実績の多いきょうこ先生の方法も書かれているので、バランスよくいいものを取り入れようと思えます。
二人のスペシャリストからエッセンスを取り入れて、納得したりできるところからサポートできるといいですね。
まとめ
いろいろ中学受験に関する本を読んで、わかったことがあります。
中学受験は、絶対の正解も絶対の間違いもない
ということ。
そして、中学受験は親の子離れにもつながると思いました。
小学生なので親のサポートは必要だけど、あくまで子どもの人生。
中学受験するかしないかではなく、子どもに合いそうな学校があればチャレンジを応援するスタンスで、選択肢を広げてあげられたらいいなと思います。
そして、もし中学受験をするとしても、偏差値の高い学校の合格がゴールではなく、どんな学校に行ってもやっていける子になってほしいという軸はブレないようにしないといけません。
コロナでなかなか見学も難しいけれど、今年はいろいろ学校も見に行きたいなあ。
☆親ではなく、「中学受験」で子どもが読むおすすめ本はこちら↓
☆参考になるしおもしろい、“中学受験”がテーマの小説はこちら↓
コメント