【イベントレポ】書かない人のためのライター講座 in ほぼ日の學校

ほぼ日の學校Webライティング

世界累計600万部を突破した大ベストセラー『嫌われる勇気』の共著者・古賀史健さんによる
書かない人のためのライター講座 生活のなかでの「取材・執筆・推敲」とは
のライブ授業に参加させていただきました。

新しいアプリで始まる「ほぼ日の學校」授業のライブ収録です。

2歳から200歳までの。ほぼ日の學校
2021年の春「ほぼ日の學校」がアプリになって新たに開校します。人から人へ伝わるもの。人から人が学ぶもの。さらにもっと「みんなの学校」になっていきます。

授業の中で「取材」について話されていたので、早速私もイベントレポとして取材を行います!

会場「ほぼ日の學校」に着く

「ほぼ日の學校」の教室スタジオは、神保町駅と竹橋駅の間にある神田ポートビルの2Fにあります。

1964年築のビルをフルリノベーションしており、すごくきれいでおっしゃれ〜なアンティーク調ビルでした。

他にサウナや写真館などが入っています。

本日、授業を受ける生徒は30人ほど。
待ち時間に周りを見わたすと、けっこうみんな古賀さんの著書『取材・執筆・推敲 書く人の教科書』を持っていて読んでいました。 

めっちゃ分厚くて重たいのに!!
しかも付箋いっぱい貼ったり読み込んでる感じで、みなさん玄人ライターに見えました。

私は今回「書かない人のための〜」というタイトルに惹かれ、勇気を出して参加できた次第です。

書かない人のためのライター講座 生活のなかでの「取材・執筆・推敲」とは

時間になり、古賀さんの登場です!パチパチパチ

取材のプロがライター

「書かない人のためのライター講座」というタイトル。

ライターは「writer」で書く人なのに、書かないとはどういうこと?

ライターはきれいな文章を書いたり、アートをつくるのではありません。
基本は取材のプロがライターです。
すなわち、書かなくてもいいライター

取材と勉強の違いは誰のためか

「取材」と聞いたら、インタビューしたりフィールドワークのイメージですが、基本は何かを知ろうとする態度のことです。

何かを知るなら、勉強と何が違うの?

  • 勉強=自分のためにの自己完結
  • 取材=誰かのために伝える読者目線

の違いがあります。
古賀さんは取材を「カメラが増える」と表現していてわかりやすかったです。

たしかに自分だけならわからなくてもスルーでいいけど、誰かのためになら真剣さが変わってきますね。

日常の中でどんな取材ができるか

金色のペン先

日常の中では3タイプの取材ができます。

  1. 自分に対する取材
  2. 人に対する取材
  3. モノに対する取材

自分に対する取材

ニュースなどを見た後、自分に

今のニュースどう思いましたか?

と聞く感じで、コメンテーターのようにちゃんと自分の意見を言語化するのが大事です。

世の中にはニュースや情報がいっぱいあふれています。
それらに受け身では、流されてしまって、自分がどう思っているかわからなくなってしまいます。

また、

  1. 賛成派
  2. 反対派

の2パターンも考えるといいそう。
つい自分のここちよい意見ばかりに向きがちだけど、周りの意見に流されないようにしなければいけません。

反対意見も知ることで、自分がどう思っているかわかる

古賀さんがよくやっている思考トレーニングとして、
記者会見をテレビで見ていて、もし自分が「記者」なら

なんて質問をするだろう?

と考えます。

また、立場をガラッとチェンジして、
もし自分が「会見する側」なら

記者から質問を受けたら、なんて答えるだろう?

と考えます。

仮説を立てることで、本物との違いに驚き、感動します。

なるほど、この自分の考えが及ばないギャップが感動を生むのね!

人に対する取材

友達や家族にインタビューするということは、聞くことです。
問い詰めるのはダメで、聞き上手よき理解者になります。

ほんとはおもしろくない話でも、取材としてなら聞けます。
最初にどれだけ信頼関係がつくれるかがポイント!

とにかく相手を理解しようとすることで、信頼関係をつくれる

相手との価値観の違いや、自分の意見はNGです。
本当に相手のことを心からわかったら、信頼関係につながります

相手に敬意を払う

相手を決して見下してはいけません。
5度でも3度でもいいから、見上げる気持ちが大切。

これができたらすごい人格者になれそう

モノに対する取材

モノを見たときに、そのモノが生まれた企画会議を想像します。

想像することで、モノやサービスに対するリスペクトが生まれる

書くことについてアドバイス

何か書いている人

今メールやLINEなど文を書く機会は多いのに、小学校のときの国語の悪影響で“書くのが苦手”になってしまった人がいます。
いいこと・倫理的なものを書かなければ、小学校では花まる評価されません。

それで、本当の自分を書く恐怖心が根付いてしまうんですね。

文書くのに時間かかる人へ

文書くのに時間かかってしまう人へのアドバイスです。

メールの頭につける定型文をやめる

ビジネスメールでは、頭に定型文をつけるのがお決まりです。

しかし、これは自分を殺す言葉。
いったん自分を消してしまうので、その後に文を続けようとすると難しくなります。

いきなり本題を書いて、最後に定型文をペタッとはるといい

日常のおしゃべりといっしょの一人称で書く

特に男性は、話すときには「ぼく」と使って、書くときには「私」と始めると、かしこまって続けるのが難しくなります。

すーっと入っていけるのは日常のしゃべり言葉。

日常のおしゃべりといっしょの一人称で書いて、最後に変換するといい

糸井重里さんは「ぼく」で文も書かれていますね。

何を書けばいいのかわからない人へ

何を書けばいいのかわからない人へ探し方のアドバイスです。

何のあてもない気持ちを書いてみる

 「あのときはごめんね」

など、一行目に適当に書いてみて、誰か思い浮かんだらそれを書いてみるといいそうです。

ある意味、自分に対する取材です。
自分の気持ちを浄化することにもなります。

全く気持ちのない文章を書いてみる

自分の気持ちを書くのは「作文」です。
自分の気持ちを書かずに、客観的な文を書いてみるチャレンジをしましょう。
表現力を磨くいいトレーニングになります。

スケッチするように書いてみる

まとめ

「文章」っていう言葉にとらわれがちですが、取材しながら日常を過ごすと書くことが楽しくなります

今回の授業で古賀さんは、「取材・執筆・推敲」のうち、取材・執筆について多く語られていました。

しゃべった後で、

 「なんであんなこと言ったんだろう」
 「あんなことを言わなければ…」

くよくよすることが、推敲にあたるそうです。

 「だから推敲ができない話すより、書く方が好き」
とおっしゃっていたのが印象的でした。

また、
 「メモしないとすぐ忘れちゃって」

 「高校のときカミュの『異邦人』を読んで、なんてろくでもない世界が受け入れられるんだろうと衝撃を受けて勇気が出た」

など、ちゃんとした人だと思っていた古賀さんの人間味に触れ、ますますファンになりました。
すごいのに、愛嬌があってかわいらしい方という印象です。

やはり文やオンラインよりリアルだと、人間力がダイレクトに伝わりますね。
読後感に満たされた感じです。

わかりやすい説明で、文を書くのをなんだか大層に感じていたのが、ふっと力が抜け、楽しもうと思えました。

私は、まわりの夫や子どもの取材(じっくり話を聞くこと)から始めます♪
ありがとうございました!

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